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2020年12月30日に参加

学習履歴詳細

network系の学習

学んだこと

FTTx (xにはH,C,Bなどが当てはまる)

Fiber To The x(Home,Curb,Buildingなど)
通信事業者から、各家庭、街区、ビルまでを、光ファイバー回線で接続することを指す。

利用者側の光終端装置はONU(Optical Network Unit)、収容局側の光終端装置はOLT(Optical Line Terminal)と呼ばれる。

主要なWANサービス

IP-VPN

IPを使用し、通信事業者の提供する閉域網を利用してVPNを実現するサービス。
VPNサービスは、MPLSを使用して実現している。
レイヤー3レベルのサービス。

広域イーサネット

通信事業者が提供するイーサネット閉域網を利用してVPNを実現するサービス。
VPNサービスは、VLANタグ(拡張VLANタグ)を使用して実現している。
レイヤー2レベルのサービス。

WAN高速化装置(WAS)

独自のデータ一括転送技術により、ファイル転送を高速化する。
WAN回線の拠点間に設置して使用する。

WAN上でファイルを転送する時のボトルネック

ファイル転送のボトルネックはRTT(Round Trip Time)。

ファイル転送時、(ファイルサイズが大きいなどの理由で)ファイルを三分割して送信する場合を考える。

  1. PC側がFileSystem(以降FS)にファイル転送を要求する
  2. FSは、分割したファイルを一つ送信する

PC側は、FSにリクエストを出してから最初のデータを受け取るまでの間が待ち時間になる。
この待ち時間がRTT。
ファイルの分割数だけ、上記1と2のやりとりが発生する。
-> 三分割であれば、RTTが3回分発生する

ボトルネック改善による高速化

PC側とFS側の両方にWASを導入する。
WASがキャッシュ兼プロキシとして、PCとFSの通信を代理する。

WASはデータを一括転送する。

  • 一度のリクエストで、三分割したファイルを全部送信する

結果、ファイルを何分割しようとWANの間で発生するRTTは一回分となり、RTTにかかっていた時間が短縮される。
なお、PCとPC側のWAS、FSとFS側のWASでもRTTが発生するが、同一LAN内の通信となるので気にならない程度の時間に収まる。

ストレージネットワークの種類

  • ブロックストレージ
    • DAS
    • SAN
  • ファイルストレージ
    • NAS

DAS

サーバOSと直接(Directに)接続されたブロックストレージ。
ストレージとして領域を提供するのみ。ファイルシステムを理解しない。
サーバOSは、DASから提供された領域をフォーマットすることでファイルシステムとして認識する。そのうえで、SCSIコマンドによりブロックレベルでアクセスする。

SAN

サーバOSとネットワーク越しに接続されたブロックストレージ。
iSCSIプロトコルを使用する以外は、大体DASと同じ。

NAS

ネットワークに接続して使用できるファイルストレージ。
NAS自身がファイルシステムを構築・提供する。

https://milestone-of-se.nesuke.com/sv-basic/architecture/das-nas-san-storage/

network

2022年03月16日(水)

1.0時間