Will は未来「も」表す
willは、「こころが揺れて、ぱたんと傾く」イメージ
willの根っこの意味は「意思」と予想
- 「どうしようかな...よし、やるか!」 -> ~するつもりだ -> 意思
- 「今決めた!」という気持ちが強い
- 心が傾いて、こうなるのでは?と判断する -> 予想
「意思」「予想」のどちらに当てはまるか考える
「意思」「予想」のどちらも不自然な場合はwillを使えない。
If it will rain tomorrow , I will not go out.
If it will rain tomorrow
- × 意思 ... もし明日雨が降るつもりなら(主語は天気である雨)
- × 予想 ... もし明日雨が降るだろう名であれば
I will not go out.
- 〇 意思 ... 私は外に行くつもりはない
- 〇 予想 ... 私は外に行かないだろう
正しい文
If it rains tomorrow, I will not go out.
if節の中でwillが使えるような文
if you will come back, I'll tell the manager to hire you.
//もし君が戻ってくるつもりなら(意思)
if you will come back
意思の用法として自然なwillの用法。
//もし君が戻って来るつもりなら、君を雇うようマネージャーに言っておくよ
if you will come back, I'll tell the manager to hire you.
「君」に、戻ってくる意思があるかを確認している
//もし君が戻ってくるなら、君を雇うようマネージャーに言っておくよ
if you come back, I'll tell the manager to hire you.
「戻ってくるという事態が成立したら」という、条件の実現を表す
willのポイント
「私」や「私たち」の気持ちはわかるが、「彼」や「彼女」の気持ちはわからない
- will が意思を表すときは、主語が一人称になることが多い
- willが予想を表すときは、主語が三人称になることが多い
「私」や「私たち」の意思はわかる -> 意思の用法
「彼」や「彼女」の意思はわからない
- わからないから予想するしかない -> 予想の用法
willの意思は「今」を表すこともできる
「今」の自分の意思を表す。
Remember you finish your assignment first.
I know. I'll do it right now.
I'll get it.
いずれも、話し手の現在の意思を表す。
※助動詞は心の中に思っているだけの話で現実の話ではないという表現形式
「意思」の表現を利用した、「依頼」の表現
Will(Would) you open the door for me?
直訳 : あなたは、私のためにドアを開けてくれるつもりはありますか? -
- 相手の意思を尋ねる形で「~してほしい」という気持ちを伝えている
- 例によって、wouldのほうが丁寧な表現